対象疾患
Target symptoms
内科・呼吸器・アレルギー内科では一般の風邪症状(発熱・咳・痰・鼻づまりなど)や腹痛・頭痛・生活習慣病などに加えて、呼吸器・心臓病・消化器病・代謝病などの疾患に対して診察を行っております。また、健康診断での異常を指摘された場合の精密検査等にも対応しており、必要があればそれぞれの専門医に紹介する窓口ともなる科です。
●内科・呼吸器・アレルギー内科では、主に以下の症状について診察を行っております。
・呼吸器病(喘息、咳喘息、睡眠時無呼吸症候群、COPD、非結核性抗酸菌症、禁煙外来、スギ花粉症の舌下免疫療法など)
※各呼吸器病による疾患の主な症状等はこちらから
・心臓病(高血圧、心房細動など)
・消化器病(慢性胃炎など)
・代謝病(脂質異常症、糖尿病など)
・ほか一般内科
対応検査:【血液・尿検査】【X 線検査】【CT検査】
【骨密度検査】【呼吸機能検査】【呼気NO検査】【心電図検査】
【睡眠時無呼吸検査】【動脈硬化(脈波)検査】
診療時間
■診療日/月曜日〜土曜日(水、木の午後、第三土曜日は休診)
■診療時間/午前9:00〜12:30 午後15:00〜18:00
STAFF
内科・呼吸器・アレルギー内科: 渡邊 伸
日本内科学会 総合内科専門医
日本呼吸器学会 呼吸器専門医
日本アレルギー学会 アレルギー専門医
~主な経歴~
2000年:昭和大学医学部卒業
2001年:昭和大学病院 第一内科入局
2006年:東京都保健医療公社 荏原病院勤務
2014年:昭和大学江東豊洲病院 勤務
2015年:新潟大学病院 呼吸器・感染症内科
2016年:豊栄病院勤務
2018年:好生堂医院勤務
各疾患の説明
咳喘息について
長引く咳の原因として近年増えているのが咳喘息です。
咳喘息は、気管支喘息の1歩手前の状態で、放っておくと3人に1人は気管支喘息に移行するといわれています。咳喘息は気道の粘膜に常に炎症が起こっている状態です。ホコリはもちろん、冷たい空気、香り、花粉などちょっとした刺激に敏感に反応して激しい咳が出ます。風邪がきっかけになることが多いのですが、花粉や天候、疲労やストレスが原因になることもあります。花粉症や食品添加物、PM2.5などが要因となって発症するケースが増えています。咳喘息は、放置すればするほど、気管支喘息へと移行するリスクが高まりますし、肺の機能も低下します。専門医のもと、正しく治療すれば改善するケースも多く、低下した肺機能はもとに戻ります。早期発見、早期治療が望まれるので、長引く咳があれば、呼吸器の専門医を早めに受診しましょう。
COPD(慢性閉塞性肺疾患)について
長引く咳の原因として増えているのがCOPD(慢性閉塞性肺疾患)という病気です。タバコ病ともいわれ、タバコの煙など大気に含まれる有害物質を吸引することで肺に炎症が起こり、最終的には肺の機能が低下し、死のリスクを伴います。喫煙者の15~20%が発症するといわれ、喫煙歴が長く、1日に吸う本数が多い人ほど重症化する傾向にあります。自覚症状に乏しく、治療を受けている人が少ない病気です。
初期段階では階段を上ったときに息切れがしたり、咳や痰が続いたりする程度にすぎず、息苦しさを自覚して受診したときには、炎症が進行して肺機能がかなり低下していることも少なくありません。禁煙して早期に適切な治療を始めれば、日常生活を普通に送ることができ、寿命も延びます。喫煙者の方で、長引く咳が気になるときには早めに呼吸器の専門医を受診して、肺の状態をチェックすることをおすすめします。禁煙外来で、禁煙をスムーズにすることも可能です。
睡眠時無呼吸症候群について
睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome; SAS)は,睡眠中に何度も呼吸が止まったり,浅くなったりして体の低酸素状態が発生する病気です.睡眠中に起こるため、自覚症状がないこともありますが、周囲の方からいびきを指摘される、夜間の睡眠中によく目が覚める(息苦しくなって目覚めることもあります)、起床時の頭痛や体のだるい感じ、日中の眠気などを経験します。
【睡眠障害の検査】
睡眠時無呼吸症候群の診断には,簡易検査と脳波を含めた精密検査の2種類があります。
当院では、ウォッチパッド ユニファイドという簡易検査機器を導入しております。2014年4月に導入された非常に新しい検査で、体の酸素状態を測定する検査に加えて末梢動脈派を精度よく測定する機能が加わっています。そのため覚醒と睡眠を区別し、より正確に診断することが可能となっております。入院せずご自宅で検査できます。
この結果で脳波を含めた精密検査が必要な場合、ご自宅での検査と入院での検査をお選びいただけます。入院の場合は、近隣の医療機関をご紹介させていただきます。
是非ご相談ください
スギ花粉症、ダニによるアレルギー性鼻炎の治療法
スギ花粉症、ダニによるアレルギー性鼻炎の治療法のひとつにアレルゲン免疫療法があります。近年では治療薬を舌の下に投与する舌下免疫療法が登場し、自宅で服用できるようになりました。舌下免疫療法は、体質自体を改善し、根本的に治すことの出来る治療法です。
1日1回、少量の治療薬から服用をはじめ、その後、最低3年間(3~5年が推奨されています)、月に1回の受診が必要です。
初めての服用は、医療機関で医師の監督のもと行い、2日目からは自宅で服用します。スギ花粉症の舌下免疫療法を開始できる時期は決められています。スギ非飛散期である6~11月からの開始が必要となります。治療開始前に適応を決める検査がありますので、まずは一度当院を受診してください。受診の際に予約は不要です。
※20分でその日のうちに結果がわかるアレルギー検査も行っております。
休診:水曜日午後・木曜日午後・土曜日午後・第三土曜日午前・日・祝日*整形外科専門外来は月曜日、金曜日、土曜日の午前中です
TEL : 025-259-2654
住所:新潟県新潟市北区松浜本町4-1-12
駐車場30台
バス:[松浜 本町4丁目]バス停より歩いて2分
セミセルフレジ、クレジットカード、QR決済可能